
- 物価高騰時代の特別企画
- 日帰り(準備中)
STORY
「移住しよう!」
全てはこの一言から始まりました。
私たち夫婦は東京で暮らしていました。民泊とインバウンド旅行事業を運営しながら、心の底で「いつか田舎で暮らしたい」という夢を温めていました。
2020年、世界はコロナ禍に見舞われ、生活は一変します。
しかし、この変化は私たちに新たな可能性を見せてくれました。
「今こそ行動するとき」
その確信が、次の一歩を踏み出させました。
私たちはこの土地を訪れた日、一生も忘れられない。
ボロボロな長屋門と古民家が静かに佇んでいて、まるで私たちを待っているかのように。
時代を経て積み重なった歴史の痕跡、不思議と心が落ち着くのを感じました。
山、森、川、この土地の全てが私たちの心を惹きつけました。
ここで充実した幸せな日々を送っている未来図が見えました。
そして、その場で即決しました。
ここで新しい物語を始めよう、と。
それが「和心村」の始まりです。
夢に向かって一歩を踏み出したものの、現実は厳しいものでした。
敷地内は雑草が生い茂り、築200年の建物たちは大規模な修繕が必要な状態。
毎日、草刈りや環境整備、修繕作業に追われる日々でしたが、その分だけ変化が目に見えて嬉しかったものです。夕暮れ時に作業を終え、満天の星空を眺めながら飲むビールは格別でした。
自分たちの手で少しずつ作り上げていく喜びを感じながら、テントを増やしたり、敷地を整えてきました。
ほぼ毎日のようにキャンプ道具で自炊した夕食も、今となっては楽しい思い出です。
たくさんの方々の協力をいただきながら、一歩ずつ形になっていく和心村。
そしてこれは通過点。和心村は、さらに素敵な場所へと進化を続けていきます。
和心村を訪れた方々が最初に気付くのは、自由気ままに過ごす猫たちの姿ではないでしょうか。
実は彼らは全員、保護された元野良猫たち。一匹一匹に物語があります。最初は人を警戒していた彼らも、今では和心村の大切な家族として、のびのびと暮らしています。
お客様を温かく出迎え、時には膝の上で寛いだり、一緒に遊んだり。
そんな姿を見ていると、つい顔がほころびます。
そして和心村には、猫だけではない仲間たちもいます。
犬やヤギ、烏骨鶏たち。動物たちが織りなす賑やかな日常が、この場所をより豊かで温かいものにしてくれています。
お客様にとっても、動物たちとの出会いは素敵な思い出になるようです。
これからも、人と動物が共に暮らす心地よい空間を大切にしていきたいと思います
心和む、あなたらしいあなただけの時間。
和心村には、豪華な設備や贅沢な空間があるわけではありません。
代わりに、実家に帰ってきたような懐かしさと、どこか心が落ち着く空気が流れています。
私たちが大切にしているのは、お客様それぞれの「自己流」の過ごし方です。
チェックイン時の簡単なご案内の後は、あえて必要以上の介入はしません。
もちろん、困ったことがあればすぐにサポートさせていただきます。
食事も焚き火も、好きな時に好きなだけ。
BBQをしたり、焚き火を囲んだり、サウナで汗を流したり、動物たちと戯れたり、ただぼんやりと過ごしたり。
お客様ご自身のペースで、思い思いの時間を過ごしていただきたい。
和心村は、「あなたらしい」時間を過ごせる場所でありたいと思っています。
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